ネガティブな感情との付き合い方

ネガティブな感情が湧き上がったとき、「そんな風に思うなんて良くない!」と思ったり、そんな気持ちを抱えた自分を、悪い人間のように、責めたりしていませんか?実はそれ、感情への思い込みや、誤解があるせいかもしれません。

「感情はセンサー」って?

「感情はセンサー」みたいなもの。という捉え方は、私自身「知ったおかげで随分変わったな」と、変化を実感できていることの一つです。

たとえば、自分にとって良いことが起こると、ポジティブな感情が湧き上がって、良い状態であることを教えてくれます。

反対に、自分にとって良くないことが起こっているときには、ネガティブな感情が湧き上がって、良くない状態であること、そして何か対処が必要だと知らせてくれるのです。だから、誰かや状況に対してネガティブな感情が湧き上がるのは、不快な状態を察知した、自然な現象なんですよね。

でも、ネガティブな感情自体を悪いものと思い込んでいると、焦ってそんな気持ちを抑え込もうとしたり、誰かを悪く思う自分を責めたりしてしまうのです。

これは結局、湧き上がったネガティブな感情を無視していることになります。おまけに、何か対策が必要かもしれないのに、ネガティブな気持ちを抑え込むのに躍起になったり、自分を責めたりと、見当違いのアクションを起こしていることで、肝心の問題に何も対処できていない可能性もあるのです。

これじゃあ、反応した感情のセンサーは止まりません。「気づけ!」とばかりに、ネガティブ感情はますます大きく膨れ上がって、必死にお知らせしようとします。じゃあ、どうしたら良いのか?

「受け取るだけ」で落ち着ける

「感情はセンサー」なので、センサーに気づいて、わかったよ。と自分が受け取るだけでも落ち着けるんです。

受け取るには、次の2つのことを心に留めておくのが効果的です。

・どんな感情もあるのが自然
・ありのままの自分で大丈夫

どんな気持ちが湧き上がっても、「それ自体自然なこと」。と思えると、「あ〜、そんな気持ちだったんだね〜」と自分の気持ちを受け取ってあげることができます。

もう一つ、「こんな気持ちを持っている自分は良くない」などと、自分をジャッジする気持ちがあると、なかなか受け取ることはできません。どんな自分もジャッジせずに、まるごと大丈夫と思ってあげられることが、どんな感情でも受け取れる土台になります。(セルフ・コンパッション)

ちょっとした問題なら、感情がちゃんと受け取られると、消化されていきます。ここまできたらあとは、自分の心と体が喜ぶようなことをするのが効果的

たとえば、しっかり寝る。睡眠には、ストレスを受けたときに分泌されるホルモン「コルチゾール」の分泌量を適正化し、ストレスから回復させる効果があるのです。

他にも、好きな動画を見る。ポジティブ感情が湧き上がるようなお笑いや推しの動画などで、積極的に気分転換を図るのもおすすめです。リラックスできる友人と週末遊ぶ約束をするのもいいかもしれませんね。

ただ、感情を受け取ってもスッキリしないときもあります。それは、何か対策が必要なとき。

同じようなことで、ネガティブな感情が繰り返し湧いてくるときや、ずっと関わっていく相手に感じるもやもやした気持ちなど。そんなときには…

書き出して、ちゃんと深掘りする

ネガティブな気持ちが湧き上がるときには、その奥にいつも自分にとって大事なことが隠れています。

自分にとって、大事なこと。たとえば、自分はこうありたいという願いや、こんな関係性でありたいという、相手に感じている希望や期待など。

大事にしているものがあるから、それを傷つけられたと感じて、悲しくなったり、怒りを感じたりするわけなのです。

だから、繰り返し湧いてくるネガティブな感情には、ちゃんと時間をとって深掘りしてみる。

具体的には、「〇〇な気持ちになったのはなぜ?」と自分に質問をしてみる。頭の中で考えていると、堂々巡りになりがちなので、書き出すのがおすすめです。

書き出す効果は大きく、その一つに「オートクライン効果」があります。書き出した文字を自分で目にすることで、頭の中が整理され、自分で大事なことに、自ら気づきやすくなります。

自分にとって大事にしたいことがわかると、そのためにできることは、自然と見えてくるものなのです。なので、面倒でも手を動かして書いてみるのがおすすめです。

ネガティブな感情が湧き上がったとき、「そんな気持ちやそれを抱えた自分をなんとかしたい!」と感じるのは、気持ちがさっぱりしたいい感じの自分でいたい。という願いや、相手と本当はこんな関係でいたいのに…という想いがあるからこそ

そんな願いに向かって、「ネガティブな気持ちに、向き合ってみよう!」としているあなたを応援しています。

ちなみに、もし、書き出そうとしても、何も出てこない、ぱたっと止まってしまう。そんな方は、もしかしたら普段から自分の気持ちを出し慣れていないのかもしれません。

いつも自分の気持ちを抑える癖があると、「どうしたいか?」なんて聞かれても、わからないもの。

そんな方はぜひ「心を洗う自分との対話会」を体験してみてください。

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